久住 祐太 くすみ ゆうた (Ts, As, Ss)
東京出身
香港在住時に13歳でサックスを始める。

青山学院大学在学中に
プロサックス奏者としての活動を開始。
都内ジャズクラブでの演奏のほか
サポートメンバーとして数々のバンドに参加。

2004年1月渡米。
テネシー州 Nashville のBelmont University にて
音楽ビジネス専攻のMBAを学び
作曲、編曲等も学ぶ。
学業のかたわら同大学ではサックス講師も勤める。
Nashville での演奏活動を通し
Jeff Coffin氏、Kirk Whalum氏等に師事。

2005年 MBA in Music Business 取得。

帰国後は自身のカルテットを中心に活動を再開。

BBS
2012年1月16日(月)
映画 山本五十六 をみました。 

昨日は2100までららぽーと横浜でレッスンだったのですが、2105からのレイトショーで山本五十六を観てきました。

ずいぶん評判の良い映画で、私の知り合いもミッションインポッシブルか五十六か迷ったと言っていたほど。

tohoシネマズのマイルがたまりにたまって、実は先月1ヶ月フリーパスポートを入手し、期限が16日までだったので、いろいろとみておきたかったのであります、長官!

んで、映画はすごい面白かったのであります、長官!

数ある戦争映画のなかでも、開戦までの経緯と緒戦から中盤にかけての戦局が女の子にもわかりやすい展開で描かれており、かつ役所広司演じる山本五十六がかっちょよすぎる、という眠気もさめる内容だったのであります!

まあ、真珠湾の第二次攻撃をしなかったり、ミッドウェーの大きな敗因となった爆撃機の爆弾から魚雷への積み替えに時間がかかった件は南雲長官が一方的に悪いような感じで、ガダルカナルで大和を出撃させないでご自身は中で将棋ばっか打っていて兵からは大和ホテルって揶揄されていた一件はものすごいスピード感でスルーされていたりと、五十六さん素敵!と誰もが思うようなつくりになっていたのは想像どおり。

しっかし、長岡の方言が見附の親戚が話す方言と時代の差を感じさせないほど違わなかったことが一番感動しました。

ところで、長岡の水饅頭ってなに?

2012年1月12日(木)
新春のマイルスのありがたいお言葉

新年明けましておめでとうございます。
年末はガキ使みて過ごしました。
さて、新年の挨拶にかえまして、マイルス師匠が1984年に述べられた、ありがたいお言葉をいただきたいと思います。
以下マイルス先生からのお話。

 オレはいつも感性を大切にしている。そして音楽を愛している。オレを長い間、音楽の世界にとどまらせている唯一の理由は、音楽への限りない敬愛の念なんだよ。
 オレはいつだってブルースをプレイする。いつもだ。ブルースは、オレのこだわりであり、魂であり、体の一部だ。そう、オレの体は常にリズムで満たされているのさ。いろんなリズムで満たされているのさ。いろんなリズムの形態がすきだし、ほとんど原型をとどめないブレークされたリズムだっていける。それから生まれる、力強いメロディーやピアノやシンセ、コードを駆使したスムーズなボイシングは、文句なくいい。それらをはずませるには、楽器自体にも注意を払う必要がある。例えば、スケッチをするのに、画用紙がいる。その画用紙を手にした瞬間から、あるイメージがわいて創造が始まるんだ。それと同様、いい”相棒”にあたった時は創作態度そのものまで変えてしまったりするものさ。 オレにとって特にシンセサイザーは、画家が手にする良質の画用紙みたいなものだ。
 いいかい、ストリート・ミュージックやヒット・チャートに昇る音楽の類は頭で考えて演奏できるものじゃない。すべて自分の耳を頼りにプレイするものだ。いろんな連中を見てきたが、白人ミュージシャンは時として知識先行の頭でっかちだ。逆に黒人ミュージシャンは、音楽を習う以前の問題を抱えた連中が多く、ロクに練習もしやしない。オレが自分のバンドに、この2つのタイプを混入するには理由がある。黒人の連中は磨いていない原石みたいなもので、こっちがハッとするような自分のサウンドを持っていることが多い。そんな一瞬の閃きを自分のバンドサウンドに使いたいとき、黒人だけでは個性を相殺し合って終わってしまう。白人だけだと良いフィーリングが得られない。白人と黒人がミック スされたときに望みのサウンド・テキスチャーが得られるんだ。彼らはテンポがアップ&ダウンしたり、リズムが横に流れたり、馬鹿げた曲想は演奏に波があったり、早かったり遅かったりといろいろさ。いずれにしてもひとつのパターンより数多くのサウンドに接したほうがいいんだ。オレだったらそんなヘマやらない。何しろ(黒人よりも)ファンキーは白人がいっぱいいるから、ウカウカできない。わかるだろう?
 
 オレのバンドでプレイするには、まずクラシックの素養がなければだめだ。なぜならクラシックの通常のトレーニングを通じて、人は楽器を学んでいくからだ。楽器をマスターした後、音楽の持つ社会性を学んでいくのさ。
 
 クールにプレイするのも重要さ。熱くなりすぎて前後 の見境がなくなると、楽器に”弾かされて”しまうからだ。ヨーロッパの特にドイツに行くと、なぜかいつもそうなるんだが、オレたちのようなミュージシャンたちでさえ、ステージではいつもオーバー・プレイしてしまうもんなんだ。おもしろい話がある。ドイツでは、子供の頃からピアノを習い始めることが多い。1日8時間の練習なんかザラさ。そういう環境を知ってか知らずか、ハービー(ハンコック)なんかすぐ舞い上がってしまう。例えば、”マイ・ファニー・バレンタイン”のようなバラードをやるとしよう。ニューヨークではこんなことはないんだが、ハービーのソロ・パートになる、するとハービーはまるでコンチェルトを弾くようにピアノの語り口が饒舌になってくる。すると聴衆の方もこそばゆ くなってくるわけさ。だって、連中は”マイ・ファニー・バレンタイン”が聞きたいのであって、ロブ・マレノフの”ピアノ・コンチェルト67番”を聴こうとは考えてもいないわけだからさ!いつもオレはドイツに着くとだしぬけに”ああ、何てこった。ここでは”マイ・ファニー”をプレイするんだった。イヤちょっと待てよ、ここではコンチェルトだったかな?”とボヤくんだ。すると向こうもムキになって、ピアノの88鍵総てを使っても”コンチェルト”を完遂しようとする。その間、トニー(ウィリアムス)なんか、ただポカーンとして、ドラム・セットにうずくまってたりするんだ。それはおかしいんだぜ!
 
 レッドというのは、実に不思議な色だ。ステージではオレばかりではなく、聴衆にも実 にいい気分を醸し出す。だからオレは赤い服を身に着けるのがすきなんだ。仮にステージ上で何もしなくたって赤いジャケットを着ていれば、ファンもまずはオレのアウトレットに関して”何を着てるんだろう?”という具合に、ディグし始めるだろう。万が一、オレのステージが不様であっても、連中はある種の鮮烈な印象を植え付けれれるんだ。”オイ、マイルスの赤いジャケットはカッコよかったな”とね。ホンの小さなことだが、オレは自分が着たいコスチュームを身に着けられなかったら、とてもじゃないが満足のゆくプレイはできない。不可能さ。わかるかい?オレはいつも、自分がプレイしている姿をイメージしていないとダメなんだ。トランペットを持つ時、腕はこうして・・・・・などとね。オレ がこだわりだしたのも、それなりの理由がある。まだオレがセントルイスで駆け出しだった頃、よく友人と連れだって地元のミュージシャンの演奏をききに行ったものさ。そして必ず真っ先にチェックしたものは、例えばドラマーはどんな顔をしているか、どのようにドラム・セットを組み立てていくのかということだった。あの頃は、みんなでユニオン(組合)に入っていたから、余分なチャージを払いたくないのと少しでも向上したい一心でギグの前に顔を出しては、じっくり観察したんだ。その時オレはいろいろな作法を見て学んだがもっとも印象的だったのは、なぜ彼らはもっと適当な服を身に着けないのか、ということだった。オレにいわせれば、外観がよくないのは、”私は何もできません”といってい るようなものだ。それは”こんな所にまで注意を払っている”と受け手に思わせるくらいの神経が、つまりプロフェッショナルかどうかという基準になるのさ。オレはトランペットを吹くからよくホーン系奏者には絶えず目を配っていたが、そこでえた結論はルックスでまず人を引き付けることができないヤツに、いい演奏は期待できないという事さ。

以上、マイルス師匠から新年のありがたいお言葉でした

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